アイドル急死も…インフルエンザ脳症の症状とは

インフルエンザが流行する季節ですね。

先日、某アイドルさんが急死された原因が
インフルエンザ脳症（脳炎）らしいという話を聞きました。

インフルエンザの特効薬ができてからは、
早ければ２日ほどで熱が引いたりしていましたが、

場合によっては、
インフルエンザ脳症（脳炎）で脳に障害が出たり、
血管が詰まり、多臓器不全で死亡するケースもあるそうです。

インフルエンザ脳症では、痙攣（けいれん）を起こしたり、
焦点が合わない、意識がなくなる、
話しかけても会話にならない、おかしな行動を取る、
といった、脳障害の症状が出る事が多いとの事。

ショック症状で呼吸できない事もあるので、
痙攣している、意識がおかしいなどの症状がある場合は、
ためらわずに救急車を呼んだ方が良さそうです。

ツイッターなどで
「インフルの時は解熱剤はＮＧ」という
噂が出回っている点について、

NHKのホームページによると、詳しい研究は行われていないものの
解熱効果のあるジクロフェナクナトリウムや
メフェナム酸などの薬を脳症に使うと
４０％ほどに死亡率があがるという結果が出たそうです。

病院で処方される薬は、
インフルエンザ脳症にも考慮されますが、

とりあえずと思って市販の風邪薬などを飲んでしまうと
場合によっては危険なこともある様です。

関節の痛みをともなう急な高熱がある場合などは、
自分で判断せず、病院を受診するようにしましょう。